投資狂日記

自由を追求するブログ

損を経験して本物の投資家となる

アベノミクスが始まって以来、株価が上昇基調になり、また、NISA制度が新設されたことで新しく投資を始めた人も多い。

この間に含み益も入れて利益を得ている人も多いはずだ。でもそれは投資する環境が以前よりも良くなったことが大きい。言い換えれば、アベノミクス以降ならほぼ大多数の人が利益を得られたのではないだろうか。

そんな中、自分の投資について自信を深めるのはいいが、それでもいつか必ず試練が訪れる。その試練とは大きな損失を経験することだ。

私もリーマン・ショックを経験し、東日本大震災も経験した。それまで順調に積み上げたものが一気に崩れ去るという恐怖や無力感を体感した。でもそれでも投資をやめようとは思わなかった。損もしたけれど逆にチャンスでもあると考え、残った資金で投資した。その後、投資した企業は業績を順調に伸ばしている。

初めて大きな損失を経験したとき、その人の投資に対する姿勢がわかるだろう。

損失に懲りて投資を二度とやらない人。
損失を取り戻そうとしてさらに損失を出し再起不能になる人。
損失から学び真剣に投資を考える人。

今現在、浮かれている人が多いように感じる。
でもいつかは試練がやってくる。