投資狂日記

自由を追求するブログ

時には鈍感になることも必要

今週の株式市場の動きに翻弄された投資家も多いだろう。以前、「鈍感力」というのが流行ったが、こういう時こそ敢えて鈍感でいることがいいのではないだろうか。

株価が刻一刻と動くのはいろいろ説明できるのであろうが、株価が短い時間で動くのは人間の感情の動きではないかと思っている。
儲けられるかもしれないという「期待」と損するかもしれないという「恐怖」という感情の揺れ動きが株価の動きに現われる。
だとしたら、いちいちこんな感情の動きに付き合う必要もなく、ただ傍観して落ち着くのを待てばいい。振り回されたら疲れるだけだ。

投資の時間軸を予め長くしておけば、株価の短期的な動きではなく、その企業の業績に着目するようになる。長い目で見れば業績の積み重ねが株価に反映される。

そして市場で勝手に恐怖の感情が蔓延すれば、株価が企業の実態からかけ離れ、大きなチャンスが現われると冷静に考えられるのだ。

来週は「安心」という感情が出てくるかもしれない。でも感情にはただ鈍感でいるのがいい。