投資狂日記

自由を追求するブログ

村上世彰氏への強制調査で思うこと

村上ファンドで世間を騒がせた村上世彰氏が再び日本で投資活動を活発化し始めたと思ったら、株価操縦の疑いで強制調査を受けている。

「物言う株主」として経営陣に株主利益の最大化を迫る手法は、投資手法としてはありだと思っている。だが今回、村上氏が強制調査を受けたのは株価操縦の疑いということから、結局は企業の中身を見ているのではなく、単に株価の動きで儲けようとしているだけのようだ。儲けることは悪くないが、どんなことをしても儲けていいわけではない。
今回のことで、投資というのはやっぱり胡散臭いものだという印象が広まってしまった。

それにしても、村上氏は何を目的として投資をしているのだろう。
もうすでに十分な資産があるだろうし、本当に物言う株主なら株価操縦なんて必要ないはずだ。
儲けを慈善事業に寄付するというのでもない。
ただ儲けたいという感情を満たすためだけだとしたら、とても虚しい人だなと思う。