投資狂日記

自由を追求するブログ

投資でも消費でも浪費でもないもう一つのお金の使い方

熊本で大きな地震が発生した。被害も拡大しており復興には時間がかかるかもしれない。

東日本大震災のときもそうだったが、ボランティアが駆けつけるだろうし、寄付金も集まるだろう。

日本には「困ったときはお互い様」で助け合ういい習慣がある。「寄付」というのもその一つだが、この寄付というお金の使い方が、災害の時だけではなくもっと日常的に行われるようになればいいのにと思う。

Jリーグガンバ大阪の新しいホームスタジアムは、建設費のほとんどを寄付金で賄って建てられた。使い途が明らかで自分のみならず地域社会にも有用だと思えば喜んでお金を出す人は沢山いるのだ。

貧富の格差が拡大していることが問題とされるが、バフェットやソロスのような大投資家は莫大な金額の寄付を行っている。

お金の使い方には、投資と消費と浪費があると言われる。だがこれに寄付という行為を加えたらどうだろう。
景気対策として消費を増やそうとするが、それはお金の循環を良くすることで景気が良くなるからだ。それなら寄付が増えてその寄付を使うことでお金の循環が良くならないだろうか。無理矢理消費を増やそうとするよりいいのではないか。

税制などが変わらないと難しいかもしれないが、寄付というお金の使い方がもっと脚光を浴びてもいいと思う。